今日はちょっとまじめなお話。
恐らく今の時代なら誰にでも関係のありそうなことかと思います。

8月以降このようなニュースを目にする機会が多くなりました。

<LINE>「突然仲間外れ」子供トラブル相談急増

深刻化するネットいじめ LINE急増…自殺後も「お通夜NOW」

「既読スルー」をストレスに感じる理由とは?


歩きスマホ「他人事ではない」 ドコモ、駅や学校でマナー啓発

「高一スマホ保有率84%」の衝撃

これらのニュースを見て昨今の過剰に発達したネット社会に危うさを感じました。
今日はそれらについて自分の思うところを述べてみます。



※勿論一個人の意見でしかありませんのでその点はご了承ください。




1.LINE
スマートフォンアプリで急速な発達を遂げているLINE。
自分は使ってない、というかそもそもスマホ持ってないのでアプリの詳細はわからないのですが
ここまでこのアプリに関するトラブルが多発するようになったのは様々な要因があげられると思います。


・情報リテラシー教育の不足
あまりに急速な発展を続けるインターネットに教育が追い付いていないような気がします。
教育する立場にいる大人達がSNSに慣れていないというのも原因としてあるのかもしれません。


ただ教育環境がこれから整ったとしてもそれを学生がどこまで受け入れるかといった疑問は拭えません。
恐らく学校の教育だけでは不完全で親や自治体も取り組んでいくことが必要なのではないでしょうか。


・利用者の精神構造
素人の憶測でしかありませんが、「知人友人と顔を合わせている時だけでなくても繋がっている状態で
いたい」という思考があるのではないかと思います。


特にネットを介していれば面と向かってだと言い難いようなことも簡単に言えてしまうのがいじめ等の
トラブルの要因になっているのではないでしょうか。



また「既読スルー」については普通に会話していて「無視された」というのと同じような感情を
感じているのかもしれません。
これに関しても前述の「繋がっている状態」というものに固執してしまって、返信がないことに
孤独感・不快感を感じるのではないかと思います。



余談になりますが、最近うつ病に関する本を読んだなかで近年急増している非定型うつは依存性の強い人が
発症しやすいとの記述がありました。
これは他者への依存だけでなくゲームやインターネットへの依存にも当てはまるようで、もしかすると
LINE等のSNSにどっぷり浸かってしまうような人もうつの症状を発症しやすいのかもしれません。





2.ながら~

最近駅のホーム等でよく目にするスマホをいじりながら歩く人。
これだけでも相当危険だと思うんですが、自転車でながら運転する人も結構いて正直恐ろしいです。


自分が思うのはネットで情報を得たりゲームをするのに何故ここまで必死なのかということ。
大げさかもしれませんが命を危険に晒してまでネットに浸かることに病的な何かを感じます。


また自身が被害を受ける可能性だけでなく加害者になる危険性も内在しています。
折角なので当ブログらしくフィギュアで場面を再現・・・。

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互いに前方に注意していればそうそう接触したりしないと思いますが、
このご時世急いでいる人も多いので・・・。


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このようなことも。
まぁ周囲に何もなければこれといって問題ありません(当事者はある程度不快感を感じるでしょうけど)が、
駅の狭いホームだったり車道際だったりすると・・・。


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こんな危険がある・・・かも。


リスクを自覚していればこのような危険な行為はしないと思うんですが、
それをわかっていてものめり込んでしまうという人が大勢いそうな気もします。



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LINEにしろながら~にしろ共通しているのは前述した「依存」なのではないかと想います。
傍から見るとのめり込みすぎているような印象があります。



あまりにも依存し過ぎるとLINEの場合は冒頭のニュースのようなトラブルだけでなく、精神疾患とまでは
いかなくともそれを誘発しかねないほどの精神的疲労を引き起こすかもしれません。
ながら~の場合はこれも上で述べた通り命にかかわる事故に繋がる恐れがあります。



このような事態を防ぐには自分自身でLINEやスマホに依存し過ぎていないかを自己管理する
必要があるのではないかと思います。


SNS・スマホの一定の利用は必要なので致し方ないとしても、必要以上の利用(人によって
必要最低限のラインは異なりますが)で人間関係や健康を損なう恐れがないのかといった点を
自身で見直せられればこれまで述べたようなリスクを最小限に抑えられるのでないでしょうか。





以上、ちょっと偉そうなことをまとまりもなく長々と述べてしまいましたが、
この考察が皆さんのお役に立てれば幸いです。